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「軍師官兵衛」に伴う経済効果を推計を掲載しました
2015年2月9日 更新
「軍師官兵衛」に伴う経済効果を推計
兵庫県立大学政策科学研究所地域経済指標研究会
政策科学研究所では、研究プロジェクトとして「地域経済指標研究会」を平成22年9月に設置し、地域プロジェクトの調査等を行っております。この度、本研究会で平成26年にNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」放映に伴い実施された「ひめじ官兵衛プロジェクト」などに関わる経済効果を推計しましたので公表します。
大河ドラマ「軍師官兵衛」の放送は、姫路・播磨と官兵衛とのかかわりを再認識する契機となり、同時に、魅力ある観光資源として多くの人々の関心を集めました。
黒田官兵衛への関心の高まりに応えるべく、姫路市では「ひめじ官兵衛プロジェクト」と銘打った観光キャンペーンが展開され、「ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館」、「官兵衛の歴史館」といったパビリオンの設置、市民や地元団体によるイベント等との連携・支援、イメージキャラクター活用等による情報発信などによる盛り上がりがみられました。大河ドラマ「軍師官兵衛」の中では、お盆頃までは播磨地域が舞台となることが多かったが、「あいたい兵庫キャンペーン」も実施され、盛り上がりが兵庫県全体に広がりました。こうした観光キャンペーンへの取り組みを反映し、県内外から多くの人々が黒田官兵衛関連の観光拠点に集まり、イベント・行事へ参加しました。本調査では、「軍師官兵衛」観光キャンペーンの期間中の観光消費を主体とした経済効果に限って推計を行いました。
軍師官兵衛の経済効果(期間:平成25年4月~12月及び平成26年1月~12月)
兵庫県内
姫路市内
生産誘発額 243億円
生産誘発額 120億円
生産誘発額 243億円
生産誘発額 120億円
直接効果 159億円
直接効果 96億円
付加価値誘発額 137億円
付加価値誘発額 66億円
就業者誘発数 2,797人
就業者誘発数 1,462人
「軍師官兵衛」に伴う経済効果
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